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カゴメが 肝機能の改善効果を確認 40代からの肝臓ケアに“スルフォラファン”!!

γ-GTPなど肝機能の値が気になる方に

肝機能異常を知らせる「γ-GTP」と「ALT」

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓は、もしも働きすぎでダメージを受けていても、ほとんど自覚症状がありません。
気付かないうちにダメージを蓄積しているかもしれない肝臓の状態を知るために、健康診断でよく耳にする
「γ-GTP」や「ALT」などの数値をチェックすることが大切です。

  • γ-GTP

    解毒作用を行う代謝酵素。肝細胞が壊れると血液中に流れ出るため肝臓のダメージ度の指標となる。お酒の飲み過ぎや肥満によっても数値が上がる。

    51以上は要注意!!※

  • ALT

    アミノ酸の代謝に関わる酵素で、主に肝臓に存在する。「γ-GTP」同様に肝細胞が壊れると血液中に流れ出るため肝臓のダメージ度の指標となる。

    31以上は要注意!!※

※日本人間ドック学会

スルフォラファンは、毎日「解毒」や「代謝」に忙しい肝臓をサポートし、肝臓において(1)化学物質の解毒を担う解毒酵素や(2)酸化ストレスを軽減する抗酸化酵素の産生量を高め、さらに(3)肝臓の炎症を抑えることがわかっています。
このため、「スルフォラファン」の継続摂取は、肝臓が自ら持つ防御機能を高めて肝機能を改善すると考えられています。

「スルフォラファン※1」の継続摂取で肝機能マーカーの値が改善!

カゴメは以前より「スルフォラファン」の力に注目し、研究を続けてきましたが、このたび世界で初めて※2、ヒトを対象に
「スルフォラファン」の継続摂取試験を行い、肝機能が改善する可能性を確認しました。

肝機能異常の男性52人を、「スルフォラファン」を毎日摂る人と摂らない人のグループに分け、2ヶ月後に検査したところ、
摂取したグループの「γ-GTP」や「ALT」の平均値が改善しました。

※1 スルフォラファンは、食品中ではスルフォラファングルコシノレートとして存在しており、体内で分解されることでスルフォラファンに変わります。
※2 カゴメ調べ

スルフォラファンサプリメントの摂取が肝機能マーカーの値に及ぼす影響

  • ※1 ウィルコクソンの符号順位検定により有意確率を算出(有意水準は5%)。グラフ中の●は個々の被験者の数値を、横棒と数値は群の平均値を示す。摂取前後で数値が低下した場合は実線で、上昇した場合は破線で結ぶ。
  • ※2 思い込みによる効果(プラセボ効果)ではなく、評価する薬や食品の有効成分の効果を確認するために用いられます。
肝機能異常の指標となるγ-GTP値とALT値が、下がることが確認されました。
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カゴメとスルフォラファン カゴメのスルフォラファン(ブロッコリースプラウト)研究について

カゴメのスルフォラファン※1研究

スルフォラファンが注目を集めるきっかけになったのは、ジョンズ・ホプキンス医科大学で、予防医学の研究で有名なポール・タラレー博士による“効能”の発見でした。

ブロッコリーに多く含まれるスルフォラファンが、体内の解毒酵素を活性化して、肝臓の解毒力を高める働きがあることを証明し、様々な予防効果が得られることが明らかになりました。

スルフォラファンの働きを発見したタラレー博士は、さらに研究を重ね、ブロッコリーの品種や成長段階によるスルフォラファンの含有量の違いを調査していきます。その結果、私たちが普段食べている成熟したブロッコリーよりも、新芽状態のブロッコリースプラウトの方が、はるかに多くのスルフォラファンを含んでいることが判明したのです。

それ以来、カゴメはスルフォラファンの効能に着目し、
日夜スルフォラファン研究に取り組んでいます。

カゴメの研究結果として、ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンには、
肝障害(急性・慢性)を抑制する効力をもつことが、ラットを使用した実験で明らかに
なりました※2
スルフォラファンが活性化させる解毒酵素が、肝臓の解毒作用を非常に高め、肝障害のマーカー
となるAST(GOT)、ALT(GPT)数値を低下させたのです。
このことから、
ブロッコリースプラウトが肝機能を高めてくれる野菜であることが改めて実証されました。

また、東京理科大学薬学部薬学科との共同研究により、ブロッコリースプラウトから熱水で抽出したエキスに花粉症を抑制する効果があることも判明しました。ブロッコリースプラウトエキスの摂取により、スギ花粉抽出物の投与によって誘導される好酸球数の増加やIgE値の上昇を抑制することで炎症反応が抑えられることが判明したのです。ブロッコリースプラウトには花粉症を抑制する効果も期待できそうです。

さらに、2013年、アメリカの医療分野ではハーバード大学と並び称されるジョンズ・ホプキンス医科大学との共同研究により、
スルフォラファンが肝臓のアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を活性化することで、悪酔いの原因物質・アセトアルデヒドの
分解を促進させる
ことを解明しました。

※1 スルフォラファンは、食品中ではスルフォラファングルコシノレートとして存在しており、体内で分解されることでスルフォラファンに変わります。
※2 カゴメ株式会社ニュースリリース 2008年9月3日(急性)、2009年3月25日(慢性)

  • 肝障害抑制
    1.急性肝障害
    静岡大学との共同研究では、発芽ブロッコリーを混ぜた飼料をラットに10日間摂取させ、その後、薬剤性の急性肝障害およびウイルス性の急性肝障害を起こさせたところ、肝障害を示す指標である血液中のAST(GOT)とALT(GPT)が、発芽ブロッコリーを摂取させなかった動物と比べてともに有意に低く保たれ、肝障害が抑制されたことがわかりました。
    詳しくはこちら
    2.慢性肝障害
    同じように慢性の肝障害に対しても、発芽ブロッコリーを摂取させたラットでは、血液中のALT(GPT)が有意に低く、AST(GOT)も低い傾向が見られました。
    またどちらの実験でも、肝臓の解毒酵素の活性を調べたところ、発芽ブロッコリーを摂取させたラットで有意に上昇していました。これらの結果から、発芽ブロッコリーを日常的に摂取することで、肝臓の解毒作用が高まり、肝臓を障害から守ることが期待できると考えています。
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  • スルフォラファンのサプリメントからの吸収性
    東京理科大学薬学部薬学科との共同研究で、発芽ブロッコリーから熱水で抽出したエキスを含有したサプリメントの摂取により、体内にスルフォラファンが吸収され、解毒酵素の活性を高めることを、ヒトを対象にした試験で確認しました。
    結果、生鮮の発芽ブロッコリーと同様に、サプリメントでの摂取においても、確実に体内にスルフォラファンが吸収され作用を示すことが明らかになりました。
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  • 花粉症抑制
    東京理科大学薬学部薬学科との共同研究で、発芽ブロッコリーから熱水で抽出したエキスに花粉症を抑制する効果があることを、動物を用いた試験で確認しました。結果、ブロッコリースプラウトエキスの摂取により、スギ花粉抽出物の投与によって誘導される好酸球やIgEを抑制することで炎症反応を抑えることが明らかになり、花粉症を抑制する効果が期待できるということがわかりました。
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  • 悪酔い予防
    米国ジョンズ・ホプキンス医科大学との共同研究により、肝臓の細胞において、スルフォラファンが、アセトアルデヒドの代謝に必要なアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の活性を高めることが分かりました。
    さらに、マウスを用いた実験により、スルフォラファンを1週間摂取した群は、摂取していない群と比較して、およそ2倍のスピードでアセトアルデヒドを分解することが明らかになりました。
    これらの結果から、スルフォラファンの習慣的な摂取による、悪酔い予防が期待できると考えています。
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■お問い合わせは
カゴメ株式会社 お客様相談センター 0120-401-831 9:00-17:00(土日祝日を除く) 〒103-8461 東京都中央区日本橋浜町3丁目21-1
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